適度のお酒は体に良い
飲みすぎや食べすぎが、、コレステロールや中性脂肪を高めてしまう原因になることはよく知られています。
しかし、お酒も飲み方によって体に良いということを知っておきましょう。
コレステロールを抑えるために、無理に禁酒して、ストレスをためてしまっては、体に逆効果になります。
お酒は、昔から「百薬の長」と呼ばれるだけあって、適度な量を守れば体に良いのです。
適度の飲酒は、善玉コレステロールを抑えてくれる働きがあるという説もあります。
それによって、動脈硬化を防ぐ役割もあります。
また、お酒によって血管が広がって血液の流れが良くなりますので、心臓への負担も軽くなります。
リラックスできるお酒の飲み方
お酒を飲むにしても、一気飲みや大量のがぶ飲みは禁物です。
上手な飲み方は、適度な量をゆっくりと時間をかけて飲むことです。
ゆっくりとお酒を飲んでいると、リラックスしたり、気分が落ち着いたりしませんか?
これは、カテコラミンというストレスホルモンの分泌が弱まることによって、リラックス状態になるのです。そして、血流が良くなることで、
結果的に血圧が下がり、ストレスのない状態になるのです。
リラックスした状態でいると、活性酸素も抑えることができます。これは、
悪玉コレステロールが活性酸素によって酸化されることを防ぐ役割もあります。
このように、ゆっくりと適量のお酒を飲むことで、コレステロールを無駄に高めることもなく、逆に体によい状態になるわけです。
体に良いお酒の量とは
さて、お酒は体に良いという話をしましたが、それはあくまで「適量」を守るということが前提です。
お酒を飲みすぎると、血管が開きすぎ、心臓の鼓動が早まってストレス状態を作り出します。
こうなると、体に悪い影響を与えてしまいます。
では、適度なお酒の量とは、どのくらいを言うのでしょうか。
もちろん個人差はあるものの、世界的に「1週間に300g以下のアルコール」と言われています。
平均すると、1日約40gですね。
これをビールで計算してみると、大瓶(750ml)1本強ということになります。
●ビール 大瓶1本強
●日本酒 1.5合強
●ウイスキー シングル2杯
●ワイン グラス3杯
普段の晩酌として考えると、以外と飲めませんか?筆者は毎日、缶ビール(350ml)1本なので、もっと飲んでも良いくらいですね。
(奥さんが怖いので、これ以上は飲めません(笑)。)